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​2025課題曲

​コンテストコース課題曲

The Slow Rush

Tame Impala

​track.3 borderline

​https://mora.jp/package/43000006/00602508415968/

​※注 クラシック課題曲が下記楽曲に変更となりました。

小澤征爾.jpg

チャイコフスキー:交響曲第4番、リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34

サイトウ・キネン・オーケストラ, 小澤征爾

track.5 第1曲: Alborada

track9第5曲: Fandango asturiano 

※クラシックは2曲連続での視聴審査となります

https://www.qobuz.com/jp-ja/album/4-34-/nozfeknn408oc

​トーナメント課題曲

道化師.jpg

ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、道化師の朝の歌、海原の小舟、亡き王女のためのパヴァーヌ

Track.9 道化師の朝の歌

 

https://www.qobuz.com/jp-ja/album/ravel-valses-nobles-et-sentimentales-m-61-alborada-del-gracioso-m-43-miroirs-m-43-pavane-pour-une-infante-defunte-m-19-boston-symphony-orchestra-seiji-ozawa/m51170rav4hhc

Reasonable Woman

Sia track.3 Dance Alone

 

https://www.qobuz.com/jp-ja/album/reasonable-woman-sia/kpqnml0yn95jc

DETOX

ONE OK ROCK track.6 Puppets Can't Control You You

 

https://www.qobuz.com/jp-ja/album/detox-one-ok-rock/aj0ttfyrepmua

Told You So (Acoustic Version)

Jex, Martin Garrix

https://www.qobuz.com/jp-ja/album/told-you-so-jex-martin-garrix/d3hy4wv1us8kb

​課題曲の聴きどころ

「Borderline」

「テーム・インパラ」はオーストラリア人ミュージシャンのケヴィン・パーカーによるサイケデリックロックのソロプロジェクトで、ライブ演奏時は5人組バンドの形態となるが、レコーディングの際は曲作りから演奏、ミキシングまで基本的にケヴィンが一人で行っている。近年はマーク・ロンソンとのコラボレーションやレディ・ガガのプロデュースの他、コーチェラやグラストンベリーといった世界有数のフェスでヘッドライナーも務めた。そんな彼ら(というか彼)の4thアルバムが本作「The Slow Rush」(2020年)だ。

課題曲である「Borderline」は2019年に一度リリースされたものを、本アルバムに収録するにあたってアレンジを変更したバージョンで、マスタリングはスターリングサウンドの名匠グレッグ・カルビ。終始パリパリと歪みっぽく感じられるのはマスタリングのせいではなく、レコーディング時に意図的にそのようなエフェクトがかけられているから。これをそのまま再現してほしいわけだが、中高域がピーキーなシステムではひたすら苦痛な再生になるだろうし、低域についても、マッシブなドラムサウンドの音圧に負けてサブウーファーの方が歪むなんてことは絶対に避けたい。
 
解説 秋山真先生

「スペイン奇想曲 作品34」

第1曲: Alborada
 「スペイン奇想曲」は、オーケストレーションの名人、リムスキー・コルサコフの代表作。絢爛豪華な楽器さばきが愉しい。冒頭の全合奏では弦、木管、金管、パーカッションなどの各パートの音色が正しく再生され、しかもそれらの間のバランスが大切。量感と共にブリリアントな輝きも聴きたい。音色にカラフルさは欲しいが、金属的にならないように。センター定位するクラリネットの闊達なソロの奥行き感がでるか。

第5曲: Fandango asturiano
 いよいよ曲もフィナーレに入り、各楽器がラストスパート。名人芸が披露される。カスタネットの位置と音色に注目。ソロヴァイオリンと木管のやり取りでは、ヴァイオリンの旋律が金属的にならないように。フルート、クラリネットの音色が躍動的か。チェロの低音はしっかりと支えるか。ソロ楽器の音像、定位は正確か。全合奏では歪まないように、特に金管には注意すること。

解説 麻倉零士先生


小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラによる1994年9月の第3回サイトウ・キネン・フェスティバル松本での公演を収録したもので、会場は長野県松本文化会館(現・キッセイ文化ホール)。まさにCAMJに相応しい選曲だ。どちらかというと「チャイコフスキー:交響曲第4番」の方が有名かもしれないが、今回の課題曲はカップリングの「リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34」である。

高音質な名盤として何度もCDが再販されている44.1kHz/16bitの音源だが、しなやかで華やかな音触は流石はデッカ録音。各パートの捉え方が極めて自然体で、誇張したところがどこにもない流れるような演奏だ。フロントガラスに然るべきスケール感、ダイナミズム、距離感でオーケストラを配置させよう。ホールトーンを空間オーディオのようにいたずらに後方まで回り込ませる必要もない。問われるのは、カーオーディオシステムの存在感をどこまで消せるか。スピーカーユニットが自己主張するような鳴り方では興醒め。楽器の配置がおかしいなんてことは以ての外だ。

​解説 秋山真先生

●ラヴェル : 道化師の朝の歌
小澤征爾指揮ボストン交響楽団
 弱音から強音までダイナミックレンジが広大。ラヴェルならではの色彩感、繊細感、躍動感をどう表現するか。音の解像力と音像再現力が勝負。冒頭のピッチカートが質感を保ち、メタリックにならないように。特に低弦のピッチカートのスケールの大きさと力感がポイント。次いで登場するオーボエ、クラリネット、ファゴットの音色、定位、奥行きが正しく再現されるか。爆発的な全合奏は量感と迫力が必要だが、歪んではだめ。上質なアンサンブルを聴きたい。

​解説 麻倉零士先生

 

 

qobuzでCAMJ2025の課題曲プレイリストをご覧いただけます。ご利用ください

https://open.qobuz.com/playlist/30772225

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